平成29年4月にみずのクリニックを開院することになりました。水野太起と申します。
順天堂大学病院泌尿器科の関連病院で研鑽を積み、平成26年4月より順天堂大学附属浦安病院で勤務しております。
入院・外来診療、手術、教育と泌尿器科専門医・指導医として歩んできました。
今までの診療経験を活かし、医療を通じて地域の皆様に貢献できるよう、誠心誠意努める所存であります。
泌尿器系の悩みは恥ずかしかったり、他人に相談しにくかったり、なかなか受診できずに一人で抱えがちです。
そのようなイメージを払拭できるように、女性の方でも気軽に受診できるような、明るく親しみやすく、そして信頼されるクリニックになれるよう、スタッフ共々頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
医療器機
・デジタルX線撮影装置(島津)
・尿流量計・残尿測定エコー
・心電計・遠心分離器
・膀胱ビデオスコープシステム
ビデオシステムと光源装置一体型の内視鏡システムです。
TV装置と光源装置を一体化したビデオシステム「OTV-SI」と「膀胱腎盂ビデオスコープCYF-VA2」をセットにした最新のビデオスコープシステムです。
・超音波画像診断装置
当クリニックでは、最先端技術のフルデジタル超音波診断装置「Xario100」を設置しております。
この超音波装置は今まで以上に高精細な画像が得られ、広範囲を一度に、そしてより細部まで観察出来るので、病変の早期発見・早期治療にお役立ていただけます。
・ドライケム IMMUNO AG1
ウイルスの感染を自動判定する分析装置「富士ドライケム」を導入しております。検出感度は非常に高く、インフルエンザ発症初期段階でも迅速に症状を検出できるので、症状が悪化する前に早期治療が可能となりました。
その他
・電子カルテシステム
・空気清浄機
(抗菌作用のある最新のものでクリニック内をクリーンに保ちます。)
前立腺肥大症
40歳を過ぎる頃から前立腺組織が大きくなり、尿道を狭くして尿の出口を塞ぐようになってしまい、排尿障害を起こすのが前立腺肥大症です。こうした状態を長い間放っておくと肥大が進み、膀胱に残る尿の量が増え、感染や腎不全などの病気を引き起こすことがあります。
前立腺がん
前立腺がんの診断に最も有用な手段は、PSAと呼ばれる腫瘍マーカー検査です。
前立腺がんの初期はほとんど症状が無いので、ほとんど気付くことがありません。症状が出る場合は前立腺肥大症と症状が似ています。尿の勢いが悪い、切れが悪い、残尿感などの排尿障害等があり、この症状だけでは良性、悪性の区別はできません。しかし、がんが進むと血尿や骨転移に伴う腰痛などで見つかる場合もあります。
50歳を過ぎたら年に一度はPSAの検査をお勧めします。
前立腺炎
急性前立腺炎は男性特有の感染症で、ほとんどは尿道の先から細菌が入り、前立腺に感染し、排尿痛や排尿困難、血尿、発熱などの症状が出ます。頻尿があり、下腹部の痛みや発熱をともなっている場合には、前立腺炎の疑いがあります。
尿管結石症
尿の流れる道を尿路と呼び、尿路に石(結石)ができる病気が尿路結石です。
結石が尿路をふさぐと、突然強い痛みを起こします。尿管に結石がある場合、わき腹や背中に強い痛みを起こし、時に吐き気や嘔吐することもあります。
尿道炎
細菌や微生物が尿道内に進入して起こる病気を尿道炎といいます。尿意が頻繁に起こり、血尿や排尿時痛を伴います。また、外尿道口からの膿性分泌物が出るなどの症状がみられます。
男性の場合は一般に性行為を介して感染します。性行為と無関係な非淋菌性尿道炎は尿道以外の尿路感染症、細菌性前立腺炎、尿道狭窄、包茎を合併しているか、尿道にカテーテルを挿入されているかで、ほとんどが慢性に経過します。
性感染症
性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称です。「性病」とも呼ばれています。
性感染症は、初期の自覚症状がないことが多いので、感染に気付かないことが多くあります。性
行為の際にコンドームを付けるなど、自身で防ぐことが出来ます。
【性感染症には主に下記の病気があります】
・淋菌感染症(淋病)
・性器クラミジア感染症
・尖圭コンジローマ
・C型肝炎
・梅毒
・性器ヘルペスウイルス感染症
・B型肝炎
一般的な内科診療。
せきやたん、喉の痛み、発熱などの風邪症状、頭痛、腹痛といった急性疾患から、生活習 慣病やアレルギーなど継続的に治療が必要な慢性疾患まで広く対応しております。
患者様それぞれに合わせた適切な検査・治療を行っております。 お気軽にご相談ください。
こんな症状にお困りの患者様はご相談ください
発熱
のどの痛み
せき
鼻水
腹痛
嘔吐
下痢
気管支喘息
気管支炎
肺炎
膀胱炎
尿路感染症
高血圧
糖尿病
脂質異常症
高尿酸血症
痛風
花粉症
頭痛
じんま疹
湿疹
かぶれ
脱毛症
高脂血症
睡眠時無呼吸
など
生活習慣病
生活習慣病とは偏った食事、運動不足、睡眠不足、喫煙、過度の飲酒やストレスなど、不適切な生活習慣を長年にわたって積み重ねた結果、発症する病気の総称です。
高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満はその代表的な疾患で、これらを無治療のまま放置すると、徐々に動脈硬化が進行します。動脈硬化とは文字通り血管が硬くなった状態で、それにより血管内にコレステロール(プラーク)がたまって血液の流れが悪くなり、血栓によって血管が詰まりやすくなります。狭心症や心筋梗塞などの心臓病や脳梗塞はこの動脈硬化が原因で発症すると考えられています。
動脈硬化は一度、発症してしまうと血管を元の状態に戻すことは困難です。そのため、すでに生活習慣病と診断されている方、またその予備軍の方は動脈硬化がそれ以上、進行して合併症を起こさないよう、診断後、早くから治療を開始する必要があります。
生活習慣病の治療の基本は食事療法と運動療法です。病状の軽い方は食事内容の改善、また日常的に運動を取り入れることなどで薬を服用することなく、病気をコントロールすることが可能です。
しかし、それだけでは治療が不十分な方、中等症から重症の方には薬物治療を併用することでより良い効果が期待できます。
当院ではまず患者さまお一人おひとりから良くお話を伺って、それぞれの患者さまの食生活やライフスタイルがより良い状態に改善できるようアドバイスいたします。また症状や検査結果に応じて最適な薬物治療を行なっていきます。
健康診断
当院は「特定健康診査」、「後期高齢者健康診査」の他に以下の健康診断を行なっております。 健診については予約を承っております。詳細についてはスタッフまでご相談ください。
将来、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病を発症するリスクが高い方を早期に発見し、また その予防に着目した健診です。 浦安市と市川市の国民健康保険に加入されている方が対象となります(受診には市から発行される 受診券が必要です)。
当院では随時浦安市特定健診・市川市特定健診を受診していただくことができます。
例年年度後半になると混雑しますので、できれば早めに受診をお勧めします。
受診券と保険証をお持ちの上、ご来院下さい。
当院では肺がん、大腸がん、前立腺がん検診を受診頂くことが出来ます(受診には市から発行される 受診券が必要です)。
*特定健診、がん検診は年度後半になると混雑しますので、早めの受診をお勧めいたします。
企業に就職されている方に対して、労働安全衛生法によって受診が義務付けられている健康診断で す。年1回の受診が必要です。
就業にあたって必要な健康診断です。
生活習慣病の予防と早期発見を目的としたコースで、定期健康診断より血液検
査項目を充実させたものになっています。
健診は予約を承っております。詳細についてはスタッフまでお問い合わせ下さい。
定期健診
労働安全衛生法に基づいた定期健康診断項目です。
採用時健診
労働安全衛生法に基づいた検査項目です。
生活習慣病健診
生活習慣病の早期発見のために医学的検査項目を充実させた内容となってい ます。
インフルエンザウイルスと肺炎球菌
成人の肺炎の原因菌として最も多いものは肺炎球菌です。肺炎で亡くなる方の約95%以上が65歳以上であることから、特に高齢者は肺炎球菌による肺炎の予防を心がける必要があります。
また、インフルエンザウイルスも発熱や関節痛だけでなく、高齢者や免疫力が低下している方が感染すると肺炎など重症化することがあります。
肺炎球菌ワクチンは5年以上の間隔を開けて接種しますが、インフルエンザワクチンはその年の流行に合わせて毎年接種する必要があります。
また、両方のワクチンを併せて接種することで肺炎予防が強化される、とのデータが出ておりますので、ぜひ2種類のワクチンを接種するようにしてください。
インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンともに助成が受けられる場合があります。接種前に健康保険組合や勤務先、自治体などにお問い合わせ下さい。
こどもの予防接種
当院では幼児期以降(1歳〜)の定期予防接種に対応しております。具体的に対応しているワクチンは以下の通りです(事前のご予約が必要になります)。
・ 麻しん(はしか)、風しん混合(MR)
・ 水痘(水ぼうそう)
・ 日本脳炎
・ 二種混合(ジフテリア、破傷風)
・ 子宮頸がん
また、インフルエンザウイルスも発熱や関節痛だけでなく、高齢者や免疫力が低下している方が感染すると肺炎など重症化することがあります。
自費での予防接種
以下のワクチンが自費にて接種可能です。自費のワクチンは事前予約が必要になりますので、詳しくはスタッフまでご相談ください。
骨粗しょう症検診
骨粗鬆症は加齢によるホルモンバランスの変化や、生活習慣など複数の要因で発症すると考えら れています。高齢の女性に特に多くみられますが、男性にも起こり得る病気です。
骨粗鬆症が進行すると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなり運動機能が低下したり、寝たきりに なる方も少なくありません。
そのため、病気を早期に発見し、医師の指導の下、食事や生活習慣を改善し、症状によっては薬 による治療も必要になります。
当院では短時間で骨密度を測定することが出来ます。
極めて少ないX線を使用しているので、どなたでも安心して検査を受けていただけます。
花粉症などのアレルギー
花粉症というとスギ・ヒノキ花粉のイメージから春の病気、と考えられがちですが、春以外の季 節にも花粉は飛散していて、夏や秋の植物でアレルギー症状が出る患者さまも多くいらっしゃい ます。
また、花粉以外にハウスダストやダニ、カビ、動物なども原因となり、1年中症状に悩まされる方 もいらっしゃいます。
花粉症の方は花粉が飛散する2週間ほど前から薬を飲み始めると症状が軽く済むことが多いと言わ れています。また症状によっては点鼻薬や点眼薬などを併用することでより高い効果を得ること が出来ますので、どうぞお早めに診察にいらしてください。
また当院では「自分が何に対してどの程度アレルギーを持っ
ているか」を特定出来る血液検査を行っております。お気軽
にご相談ください。
貧血
貧血とは血液中の赤血球やヘモグロビンが正常より減少している状態のことをいいます。ヘモグロビンは赤血球に含まれるタンパク質で、血液中の酸素と結合して全身の各臓器に送り届ける働きをしています。
そのため貧血が進行すると全身が酸素不足の状態になってしまい、動悸や息切れ、だるさやめまい、などの症状が出現します。
貧血の原因として最も多いものは鉄分の不足によって生じる鉄欠乏性貧血です。
ヘモグロビンには鉄が含まれるため、出血などにより赤血球やヘモグロビンが不足すると貧血を発症します。特に成人女性は生理による出血や妊娠、過多月経や子宮筋腫などの婦人科系の病気による不正出血で慢性的に鉄欠乏状態に陥りやすく、10~20%が貧血を発症しています。また、稀ではありますが、ビタミンB12や葉酸の欠乏による貧血、造血能力の異常による貧血などが生じることもあります。
鉄欠乏性貧血の治療は鉄分の補充です。鉄剤の服用と並行して消化管の検査や婦人科受診などで出血部位と原因を調べていき、出血源が明らかになった場合はそれに対しての治療も行います。
当院では適切な検査で貧血の原因を速やかに診断し、原因に合わせた治療を行います。また、精密検査が必要と判断した場合には大学病院など高次医療機関へご紹介させて頂きます。
「健康診断などで貧血は指摘されていたけど検査や治療を受けたことがない。」、「貧血で鉄剤を内服したことがあるけど、途中で止めてしまった。」
など、どのような内容でも結構です。一度ご相談ください。
Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、
どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。
AGA治療はひとり一人に対して適切な治療が必要となるため、まずは医師の診察のもと自分にあった治療をし
ていくことが重要です。
当院では内服薬での治療をご用意しております。AGAは進行性の脱毛症であり、フィナステリド(プロペシア)
で脱毛を抑制する、という形で治療をいたします。
フィナステリドは日本皮膚科学会でAランクに推奨されている薬剤となります。まずはお気軽にお問い合わせください。